FedEx Cupプレーオフ初戦「ザ・バークレイズ」の最終日、マット・クーチャーは終盤の3ホールで2つ伸ばし、終始首位を守っていたマーティン・レアードに追い付きプレーオフへ。
最初のホール、クーチャーは左ラフからの難しいライ、そこからグリーン右奥に運びグリーンの傾斜を使って見事にバーディチャンスに付けました。これを決めて勝負あり。今季プレーオフの行方を左右する局面で見せたスーパーショットは、PGA史上に残る一打になることでしょう。こういう底力、ここ一番で寄せるためには何が必要かを瞬時に判断できる「感性」が世界の一流とその他を分けるものなのかと、改めて教えられました。
クーチャーは全米プロの予選ラウンドをトップで終えるも決勝ラウンドで失速、初メジャーはお預けとなってしまいましたがこの1勝でFedEx Cupポイントランキングも単独トップに浮上。今季最も安定した成績を残している男がビッグタイトルを手にプレーオフの主導権を握ることになりました。
こちらがクーチャーの2打目。
狙った通り、グリーンの傾斜を使っています。ピンを攻めるよりも傾斜を使うショットの方がリスクも大きいですし、何もないところに打っていくわけですからそれなりの度胸も必要になってきます。
過去にもこのようにグリーンの傾斜をうまく利用してピンに寄せた、または直接ホールインを決めて試合の流れを変えた選手はいます。
最も直近で思い当たるのは、これかな。
2008年の全英オープン。最終日、17番パー5の2打目。2打差リードで迎えたパドレイグ・ハリントンは守りに入るより果敢に責めていきました。まるで激しいアンジュレーションを全て読み切ったいたかのようなスーパーフェードボール。これはしびれました。
「傾斜」といえば、このショットを思い出す方も多いのでは。
言葉は不要です。ただ、このあと連続ボギーでプレーオフに突入してしまい、このミラクルショットが台無しになっていた可能性もあったこと・・・個人的にはそちらの方が印象が強かったかな・・・。
あと、番外編ではこんなのもあります。
YouTubeで超有名になった一打。ファジー・ゼラー氏が神を降臨させた瞬間でした。
「こんなショットもあった」など皆さんの印象に残る「ベストスロープショット」がありましたら、コメント、またはtwitter@getintheholeに投稿くださーい!
