今週の米LPGAツアーはカリフォルニアのハーフムーンベイGLで4日間競技の「サムソン・ワールド・チャンピオンシップ」が開催される。初日トップに立ったのは日本でも既にお馴染みの「不動を倒した」申智愛。ポーラ・クリーマーに1打差、2連覇中のロレーナ・オチョアとこの大会を5度制しているアニカ・ソレンスタムが2打差にひしめいている。
photo: lpga.com
つい先日、日本ツアーでプレーしていたと思っていたらいつの間にかアメリカに戻っていた申智愛。最近、日本に次いでアメリカで名前を広めたいらしく、韓国では「みんな私が全英女子オープンチャンピオンだって知ってる。韓国の選手たちには『韓国に戻ってこいでアメリカでプレーしな!』と言われるの」とのこと。今週の結果次第では、その目標にも一歩近付くのではないだろうか(いや、全英を勝っている時点で既にメジャー選手だが...)。
全英女子を勝ってから、ゴルフダイジェストの雑誌で取り上げられていたのだが、この申智愛は逞しい外見とは裏腹に、繊細で小手先が起用なのだ。筆を持たせたら綺麗な絵を描いてみたり、ウェッジを持たせたらタイガーがナイキのCMで見せた「ボールリフティング⇒ショット」をしてみたり。手先の感覚もそうですが、やはり「想像力」があるということはトッププロの証明なのかもしれませんね。
大会の話に戻り、初日の昨日は濃霧のため一時中断されたそうだ。
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雨による中断はよくあるが、濃霧は意外と珍しいのではないだろうか。このコースは海岸沿いに位置しているためか、天候もコロコロと変わりやすいのだろうか。
「霧の中断は初めて。絶対に中断しなきゃダメだった。旗が見えなかったもの」とオチョアが言えば、
「無理!と思ったわ。ラフも深いし、少しでもミスをすればロストになる可能性が高かった。あの中でプレーする価値はなかったわ」とクリーマーも賛成。
では申はどう思ったのか?
「救われたかな。10番にいた時に中断が決まって、それまで9ホールを1時間50分で回ってたからいい休憩になったかも」と、至ってマイペース。
余計な神経を使わないところも、彼女の強さなのかもしれない。
